爬虫類飼い始めた時は、蛇はいらないなぁー
って思ってたんですけど、
今は激可愛い!!ってなってボールパイソンの柄のスマホカバーも使用しちゃったりしてる、
どーも、まさてるです。
今回は、蛇のダニ除去について書いていきたいと思います。
ダニとの出会い
ダニとの出会い。。そんなロマンチックな出会いをご紹介。( ・_ゝ・)
今年の9月に初めての蛇として大手ショップでボールパイソンをお迎えしたんですよ。
お迎え3日後ぐらいに初めてのマウスを給餌して、
ん?体表を這っている黒いものが。。。
ん、なんだこれ?
プチッ
赤い。。。だと!?
そう、ダニが付いていたんです。ダニがっ!
はじめてのヘビちゃんに付いてたかーというショックもありましたが
早く除去してあげなきゃ!ということでいろいろ調べて実践したのでそれについて書いていきたいと思います。
蛇にダニが付くとどうなるの?
まず、蛇にダニが付くとどうなるかですよね。
極論から言うと死にます。
ダニといっても、その個体のどこに付いているか何匹ついているか
などによって状況が変わってきます。
大量のダニで、それが病原菌を媒介したダニだとしたら致死率は高まります。
または、ダニが付いてるせいで食欲が落ちそのまま弱って死んでしまうということもあります。
そして、ダニは移動するので他に爬虫類を飼育している場合は早急に対処しないと
気づいたときにはすべての爬虫類に広がっていたなんてこともありえます。
特に蛇はダニが潜みやすいので気をつけましょう。
ダニが付いたらどうするの?
さて、ここからが本題です。
蛇にダニがついたらどうするのか。
僕が調べて有用そうなものを、僕個人の主観で危険レベルと駆除レベルで表したいと思います。
- バポナを使用する:危険レベル5 駆除レベル5
- オリーブオイルを体表に塗る:危険レベル2 駆除レベル2
- 温浴をする:危険レベル1 駆除レベル1
- スネークレスキューを使用する:危険レベル1 駆除レベル3
(それぞれ最大レベル5で)
この4つの方法を検討しました。今回僕が実践したのは
4番のスネークレスキューですが、それぞれご紹介していきます。
1,バポナを使用する
みなさんバポナ知ってますか?
ホームセンターとか薬局で家庭用の殺虫剤コーナーとかで見たことありますよね?
そうこれです。
でも使うのこれじゃないんですよ。
上のやつは、窓や玄関に吊るすタイプでそこまで強力なタイプではありません
コレは虫を殺すというより虫除けですからね。
蛇を飼っている人がダニ駆除でよく使われているバポナはこちら。
バポナ殺虫プレートです。
これは、家庭で使うものではありません。
殺虫剤なのに第1類医薬品に指定されています。
薬局では薬剤師の説明を受けないと買うことはできません。
それでいかにこのバポナ殺虫プレートが強力か想像できますよね。
用法及び用量
使用場所 | 対象害虫 | 使用量 | 使用方法 |
---|---|---|---|
以下の場所のうち、人が長時間留まらない区域:店舗、ホテル、旅館、工場、倉庫、畜舎、テント、地下室 | ハエ、蚊 | 25~30㎥の空間容積当り1枚 | 天井又は壁から吊り下げる。 |
便所 | ハエ、蚊 | 8~12㎥の空間容積当り1枚 | 天井又は壁から吊り下げる。 |
下水槽 浄化槽など |
ハエ、蚊 | 5~10㎥の空間容積当り1枚 | 蓋、マンホールから(少なくとも水面より20cm以上の高さに)吊り下げる。 |
ごみ箱 厨芥箱など |
ハエ、ゴキブリ | 5~10㎥の空間容積当り1枚 | 上蓋の中央部から吊り下げるか、又は上蓋の内側に取り付ける。 |
戸棚、キャビネットなど | ゴキブリ | 5~10㎥の空間容積当り1枚 | 容器の上側から吊り下げる。 |
公式サイトに上記のように用法用量が書いてあります。
特に一番上なんて、【人が長時間留まらない区域】ですよ。
単純に怖い。
そもそも、僕はリビングで飼っていますし、他の爬虫類たちも何匹かいる状況と、
同じ空間にデュビアもいるので
おそらく使用したらデュビアも全滅すると思われます。
だって「ハエ・蚊・ゴキブリ退治に!」ですよ。
バポナの使い方
バポナを使用する際は自己責任で使用してください。
なにか起きても当ブログは一切の責任を負いません。
当ブログではこの方法はオススメいたしません。
バポナを蛇のダニ駆除で使用する場合は、
- まずダニが付いている蛇をケージごと他の爬虫類・虫がいない部屋に隔離します。(人間も気をつけてね)
- そのケージの中にバポナ殺虫プレートを約1cm角ひとつをガチャガチャのカプセルにいれて
- ヘビのいるケージ内においておくだけ。その際カプセルをきちんとセロテープ等で開かないように固定する。
以上なんですが、
どのぐらいの量が安全で効くのか、危険ではないのかすらわからないのが怖いですね。
まずそういう商品ではないですからね。
バポナのせいで蛇が体調を崩す、死んでしまうことももちろんありえます。
これは、もう最終手段ですかね。
僕はオススメしません。
ということで、次!
2,オリーブオイルを体表に塗る&3,温浴する
これは比較的安全だと思います。
僕も試してはいないので確信はもてませんけど、
オリーブオイル自体は蛇に悪影響はないんじゃないかな?と思います。
あれですよね、トマトの苗とかのアブラムシ退治する感じに似ていますよね。
要するに油の膜で覆うことで窒息させるという手法です。
僕がコレを実践しなかったのは
- 鱗の隙間とか覆えるのか?ー本当に効くのか?
- 完全に油で体表を覆って蛇は皮膚呼吸とか大丈夫なの?
- 後処理・・
上記の疑問があったので使用しませんでした。
特に温浴との併用が良いらしく、
体の部分は温浴で窒息状態にさせて、顔周りをオリーブオイルでやると効くそうです。
ダニが顔周りに逃げてくるんでしょうね。
実際、顔周り、特に顎のあたりと目の周りはダニがとても付きやすいので注意です。
4,スネークレスキューを使用する。
今回僕はこの方法を実践しました。
スネークレスキューはモンスターズキーパーさんが出している、ヘビ専用のダニ除去剤です。
このスネークレスキューのなにが良いかって、
安全性です!
奥さん、これ安全性が高いんですよ。グヘヘヘ(怪しい商品ではありません。)
商品説明にも書いてあるのですが、簡単にまとめるとこんな感じ。
- 蛇に直接かけてもOK
- エサに付着して食べてしまってもOK
ただ、医薬品でもなんでもないので本当に大丈夫なのかなーっていう不安はありましたけどね。
ひょっとかしたら、個体によって合わない子もいるかもしれないので、少量で様子見なが使用してください。
それよりも、ダニ殲滅!ダニ殲滅!って飼い主はなってると思いますけど。笑
スネークレスキューの使い方
使い方は至って簡単。
- 蛇にまぶす。
- 蛇が良くいるところ(シェルター内の床と、隅っことか)を重点的にケージ内全体に散布するだけ。
以上!
とても簡単です。うん。
効果はあるのか
ここで気になるのは、本当に効くのか。ですよね。
バポナなどの殺虫剤ほどは効かないのは当然だと思いますが、
はたしてこんなに安全なのに効くのかどうか。
僕も半信半疑でしたが、
落ちてる!落ちてるよ!ダニが!!!!!
と感動しました。感動しすぎて、一眼でダニを接写しまくる(ぁ
僕の場合気になったので、2週間ほど続けていました。
交換頻度
僕の場合の床材の交換頻度は、
餌の間隔で触れない時(吐き戻しされると怖いので)もありますけど2日に1回は交換していました。
ダニは、床材でも繁殖するので、
- 卵を羽化させない
- 床に落ちた生きてる・死んでるダニは即除去!
を徹底していました。とにかく増えるのは避けたかったので。
あとスネークレスキューを撒いてからいつまで効果が持続するのかもわからなかったのでその頻度で交換。
結果
無事に完治しました!
ひょっとかしたらダニが鱗の中に隠れていることもあるかもしれませんが、
1日目、2日目、と日に日に落ちているダニが減少し、
ダニが落ちなくなっても数日スネークレスキューをやっていたので大丈夫だとおもいます。
※スネークレスキュー実施後、2ヶ月ほど立ちましたがダニは見られません。
結果として完全に除去できたと思います。
※スネークレスキューを使用して、蛇に異常が出た場合速やかに病院に行きましょう。
スネークレスキューの使用に関して当ブログでは一切の責任を負いかねます。
まとめ
蛇のダニ除去の方法について解説・レビューしました。
僕のオススメはやはり危険性が一番少ない、スネークレスキューをおすすめします。
スネークレスキューを使用する場合でも蛇ちゃんの状態・体調をよく見て使用しましょうね。
あまりにダニが付きすぎている場合は病院に行ったほうが良いと思います。
うちはまだ少量だったので良かったのかなと思います。
以上、まさてるでした。