どーも、まさてるです。
今回はバスキングスポットの必要性についてご紹介していきたいと思います。
目次
バスキングスポットってなに?
そもそもバスキングスポットってなんだっていう話ですよね。
Basking Spot を直訳すると「日向ぼっこをする場所」ですね。もうそのまんまの意味です。
爬虫類が日向ぼっこをする場所です!
爬虫類の体温について
爬虫類は基本的に変温動物です。
変温動物とは
変温動物は、恒温動物のように自力で体温を安定的に保つことができず、外気温や水温などに体温が影響を受けやすい動物と考えられる。
体温調節のために自身で能動的に産熱するのではなく日光などの外部の熱エネルギーを利用する
出典:引用-Wikipedia
つまり外気温にとても左右されやすいのが爬虫類です。
人間の体温はずっと36度前後ですが、爬虫類は外気温が0度になったら体温も0度になってしまいます。
そうなったら死んでしまいますよね。
バスキングスポットの必要性
なぜ必要なのかはわかりましたよね。
ですが、体温をあげるだけがバスキングスポットの役割ではありません。
重要な役割として、体内の内蔵を温める事です。
なので、バスキングライトだけではなく、そのスポットの下に置く熱を保持できるバスキングストーンが重要になってきます。
温まったバスキングストーンでお腹を温めることにより、消化を促し、便秘予防やそのほかの内臓の病気を予防しています。
人間も体温さがったら病気になりますよね。
ココに注意
人間の便秘と違い、爬虫類の便秘は死につながることもあるので注意。
爬虫類が便秘になると、体内で排泄物が腐敗し炎症を起こし最悪死に至ります。
あまりに排便をしない場合は温浴等で強制的に体温をあげてあげると排便が促されます。
バスキングスポットの設置について
でも、どうやってバスキングスポットを設置したらいいかわかりませんよね。
参考に僕の飼っているトカゲたちで説明します。
僕の家ではこんな感じですね。是非参考にしてください。
またバスキングライトはとても高温で表面温度が70~80度になりますので、
トカゲが火傷しないように不意に触れてしまう高さや位置に設置しないようにしてください。
おすすめのバスキングライト
僕が使用しているのはGEXの50Wバスキングスポットランプです。
ケージサイズにもよりますが、60cm・90cmケージで飼える個体なら50Wで十分です。
ワット数がたかすぎると、ケージ内で高さをつけないと火傷の危険性があるのと、60/90cmケージでは狭くて高さがつけれません。
本体はビバリアの太陽NEOを使用しています。ケージ内に設置できるようにクリップ式になっているのでとても使いやすいです。
おすすめのバスキングストーン
おすすめはスドー ロックシェルターSPです。
これはバスキングストーンとシェルターの併用ができるので、とても便利!
大きい個体であれば、ホームセンターや爬虫類ショップ等で石や溶岩プレートを用意してあげると良いと思います。
時間設定について
バスキングスポットは日中のなるべく同じ時間だけついている必要があります。
僕の場合は7:30~20:00で設定しています。
僕が仕事に出ていく時間と餌やりの都合で起床時間は設定しています。
餌やりは起床後お腹を温めてから1時間後以降にあげましょう。
生体に昼夜の間隔をつけてもらうのも飼っていく上で大事な事です。主に体調管理面で。
僕はタイマーとサーモスタットが一緒になったものを使用しています。
これ一つあれば、他の生体を買った時にサーモスタット機能のみの物を買って
タイマーは上記のものを分配して任せることができます。
私はタイマー部分にこれを使用しています。
まとめ
今回はバスキングライトについてご紹介しました。
昼行性のトカゲには基本的に必要なので、その種類に合わせた温度を実現できるように調べてみてください。
昼行性のヤモリ等を飼われる方はケージ内に設置してしまうとよじ登って火傷をしてしまうので、ケージ外に設置する必要があります。
また、勘違いしやすいですが、バスキングライトは
ケージ内の温度を上げる器具ではありません。
あくまで太陽の代わりであって、日中はつきっぱなしで
夜には消えるので温度管理には使えません。
冬場の日中もバスキングライトだけでは温度管理は到底間に合わないので
別の保温器具が必要となりますので注意してください。
温度管理についてはまた別の記事で書きたいと思います。
注意
バスキングライトを設置する時に絶対に外れないようにネジ止め等してしっかり固定してください。生体の火傷、最悪火事に発展します。